陰陽師 天鼓ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-24)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年7月10日発売)
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本棚登録 : 1096
感想 : 103
4

今回は蝉丸巻

「器」
その美しさを理解できない人はいないんだろうか。

「炎情観音」
時代とはいえ、23、4でそうなってしまうのは哀しいな。
次に行ければ良いのにな。

「霹靂神」
屋根の上で踊りながら鼓を叩く童子と笛と琵琶の音が
目に浮かぶよう。童子かわいいな。
そして楽しいな。

「逆髪の女」(さかがみのひと)
陰陽師は男ばかり心が離れるから、読んでて「けっ」って感じがするな。

「ものまね博雅」
タイトルからなんだか楽しそうな感じ。
そのまま神になったかもしれない博雅、さすがだ。

「鏡童子」
あらゆる神に出会いすぎているな。
猫が出てきたからてっきり保憲かと思った。
自分のところに来させてどうするつもりだったのだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 短編集
感想投稿日 : 2021年12月14日
読了日 : 2021年12月14日
本棚登録日 : 2021年12月14日

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