うーん…。
あの3月のことをフィクションの中に落とし込んで書いたものを、楽しむには、まだお互い早いんじゃないかと思った。
書きたいことがあるのは分かるけど、生々しいのにフィクションなのに生々しいのに、って重心がぶれて苛々する。自分にはまだ平静に読めない。ノンフィクションか、いっそ振り切ってくれた作品なら読めるんだけど。半端に、東北以外の人々の現実がちらついて集中できなかった。
この要素が気にならない人なら楽しめるのでは。祖母の女学生時代の交換日記と謎を解く云々はよかったので。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内
- 感想投稿日 : 2013年3月19日
- 読了日 : 2013年3月19日
- 本棚登録日 : 2013年3月19日
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