「読後優しい気持ちになれる本」でおすすめ頂き読んでみたのですが…
求めていたものと全然違う…!
優しい気持ちにもあたたかい気持ちにもならなかったです…!
私の感覚では読後「少し切ない気持ちになる」本で
途中所々怖い話だったりもしました。
弟が動物の話を聞くのはホラーだとしか…。
人とは違う感性、感覚のものの話を子供が聞くのは
心が傷つきはしないでしょうか。
事実であっても完成していない子供の心が
殺して遊ぶ事や生きる為に弱いものを突き落とすという事を心が処理できるようになるのはもう少し大きくなってからでは…。
片目をつぶってみせるようになった描写も不安を煽る謎でした…。
実は脳に障害が出ている兆候で亡くなるところを見られないように遠くに行ったのではないかとか
良くない想像ばかりしてしまい
疲れました。
でも面白い本ではありました。
ゾウのローリングはフィクションなのかそうでないのかネット上で調べると凄く微妙ですが
事実だったらそれは人間のせいですよねえ。
ゾウを捕らえて(もしくはゾウの身体に対してあまりにも狭い飼育場で生まれ育つしかなくて)自由に動き回れる大地を奪ったせいでそういう遊びをする事を覚えたのでしょうから。自然の中のゾウがやる事とはとても思えないのですが…。
動物園の動物のほとんどにストレス行動があるようですし病んでるような…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年9月15日
- 読了日 : 2017年9月15日
- 本棚登録日 : 2017年9月15日
みんなの感想をみる