シーシュポスの神話 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1969年7月17日発売)
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不合理の哲学。人間の実存。生きることへの戸惑いと肯定。『異邦人』や『ペスト』のなかで物語にした哲学を、評論として描いたもの。なかでも、ギリシア神話中の脇役であるシーシュポスに光を当てた表題作が、こころに刺さる。落ちてくる岩をそれでも彼は頂上へあげる。そして彼の苦行は幸福である。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 評論
感想投稿日 : 2008年9月5日
本棚登録日 : 2008年9月5日

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