ちょっと残念な人たち

著者 :
  • 徳間書店 (2010年12月16日発売)
2.73
  • (1)
  • (2)
  • (7)
  • (2)
  • (3)
本棚登録 : 46
感想 : 8
1

全体的に雑な作り。いつもの絵日記のようなスタイルだったら手書き言葉は味ですが キャラクターの会話ほぼ全てが手書きだというのは読みにいし、言葉のリズムもつかみにくい。(そしてセリフも特別面白いわけじゃない)。

唐突なキャラクター設定は特別新しくもなければ、面白くもない。
というか、説明下手すぎて大した事のない設定がいまいちわかりにくい。 「残念な人たち」と悪口と取られても仕方のない事を書くのだから観察眼や分析力がものを言うのではないかと思うのだけど、
ただ残念に感じた人の報告なので読後感も悪い。
元々、「地球人の生態観察」という位置づけだったようなので
タイトルは後付けなのかもしれない。

WEBの絵日記は大抵面白い事を書かれているので、今回はそのブラックな部分、という事で結構楽しみにしていたのだが、なんだろう。この無理矢理感。絵日記では褒めていた人のことを「残念な人」として書いていたり。

何故これを出版しようと思ったのだろう。WEBブログで連載されてても読み飛ばすかもしれない。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 【コミック】
感想投稿日 : 2011年7月1日
本棚登録日 : 2011年7月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする