「灰色の木を金色に戻す薬を下さい」――人知外れた妖の、悪業に見舞われし迷い子が、救いを求めて囁く呪文。1994年、秋がまだ火冬と名乗っていた頃、座木は高校に入学し言波という少年と出会い、火冬は一人の女子高生から呪文を告げられる。二人の裏に潜むのは、呵責の想いと空転する涙。桜花乱れ散る第8弾。
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カテゴリ:
ミステリ(シリーズ)
- 感想投稿日 : 2011年7月26日
- 読了日 : 2011年7月26日
- 本棚登録日 : 2011年7月22日
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