「日本は負け、そして武士道は亡びたが、堕落という真実の母胎によって始めて人間が誕生したのだ」生きよ、堕ちよ。堕ちること以外の中に人間を救う道はない、と説く「堕落論」。救われない孤独の中に、常に精神の自由を見出し、戦後の思想と文学のヒーローとなった著者の、代表的作品を収録。エッセイと物語。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
近代・古典文学
- 感想投稿日 : 2011年5月12日
- 読了日 : 2010年5月28日
- 本棚登録日 : 2010年5月27日
みんなの感想をみる