花のノートルダム (光文社古典新訳文庫 Aシ 4-1)

  • 光文社 (2010年10月13日発売)
3.52
  • (10)
  • (10)
  • (19)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 351
感想 : 26
4

泥棒で同性愛者だった青年ジュネは、獄中で書いたこの処女作で20世紀最大の“怪物”作家となった。自由奔放な創作方法、超絶技巧の比喩を駆使して都市の最底辺をさまよう犯罪者や同性愛者を徹底的に描写し、卑劣を崇高に、悪を聖性に変えた、文学史上最も過激な小説。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外文学
感想投稿日 : 2012年7月28日
読了日 : 2012年7月25日
本棚登録日 : 2012年7月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする