泥棒で同性愛者だった青年ジュネは、獄中で書いたこの処女作で20世紀最大の“怪物”作家となった。自由奔放な創作方法、超絶技巧の比喩を駆使して都市の最底辺をさまよう犯罪者や同性愛者を徹底的に描写し、卑劣を崇高に、悪を聖性に変えた、文学史上最も過激な小説。
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2012年7月28日
- 読了日 : 2012年7月25日
- 本棚登録日 : 2012年7月9日
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