日本の地域経済に関する本を読みました。非常に興味深い本でした。この本は、エコノミストで連載されたものをまとめたものです。連載時も楽しみに読んでいました。また、卒論でも、この本をネタ本とした論文を書いてもらいました。好感の持てる卒論でした。卒論のシナリオは、下記のような仮説に基づくものです。第1の仮説は、その地域の繁栄は、若者の流入に依存する。第2の仮説は、若者は、職ではなく、その地域のサービス産業の魅力に惹きつけられる。つまり、その地域の発展は、工場等の職場ではなく、その地域のサービス産業の魅力に由来することになります。山口県を例に考えてみましょう。山口県には、重化学工業を中心とした工業地帯を抱えるので、職に困ることはありません。にもかかわらず、人口は減少傾向にあります。この地域は、サービス産業が未発達なためです。それに対して、福岡都市圏は、人口増加が続いています。福岡都市圏には、正直、自治体、公益事業、金融を除いて、めぼしい就職先は存在しません。にもかかわらず、人口は増加しています。これは、他の九州の都市にはないサービス産業が充実しているからです。山口県、福岡都市圏を比較すると、はっきり、職ではなく、サービス産業が、経済発展の原動力であることがわかります。 これは、山口県だけの問題ではありません。トヨタの本拠地である豊田市周辺も同様だそうです。トヨタは絶好調です。当然、企業も、住民も、高所得です。しかし、高所得であるにかかわらず、地元のサービス産業が育っていないようです。消費は、名古屋へ行ってしまうようです。同様に、トヨタ関係の人以外は、この土地に根付かないそうです。

2012年9月19日

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カテゴリ 本棚

この言語の勉強は、苦労したことがない。簡単な言語だからです。多分、ベーシックなみでしょう。問題点は、ベーシックからの移植ぐらいでしょうか。2週間でどうにかなりました。地元のブックオフで購入する。正直、知らない部分はあまりない。ただし、いくつか注意すべき点がある。第1に、セッション管理である。これが、よくわからない。この部分は、謙虚に読み込む必要がある。第2に、インタフェイスの部分である。この言語を入力、出力と考えたことがない。グラフ機能がないので、計算、データ処理のための道具と考えていた。インタフェイスは、別のプログラムを考えていた。具体的には、フラッシュです。インタフェイスと考えてもいいのではないのか。この言語は、勉強のしやすい言語です。また、ネットではなく、書籍は楽です。しかし、ブックオフには、旬の本はありませんね。

2014年8月26日

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カテゴリ skydrive

中央図書館で読む。興味深い本でした。浅いという印象を持ちました。しかし、これは、著者の意図でしょう。基本的な必要最低限の骨組みだけ教えるという姿勢だと思います。その姿勢には、好感を持ちました。この言語の特徴は、二つです。第1に、スクリプト言語だということです。出力に関する部分が重要なのです。これは、HTMLと結びついています。どうも馴染めない。しかし、避けている訳にはいかない。第2に、時間の問題です。便利な道具ですが、不思議な手法です。どうも馴染めない。理屈は、理解した。問題は、実践が足りないことです。こればかりは、時間が必要です。本気で取り組む必要がある。ただし、好きになれない言語です。

2013年10月18日

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カテゴリ 図書館

横浜市図書館で読む。正直、期待はずれでした。このシリーズは、いつも面白いです。ただし、この本は面白くありません。何故、面白くないのでしょう。ベテランだからでしょうか。このシリーズのライターには、ベテランもいます。しかし、この手の啓蒙書は初めてです。ですから、力が入っています。それが、読んでいて、面白いのです。それに対して、このライターは、多くの啓蒙書を書いています。そのため、他のライターのような新鮮さが欠けるのです。残念です。それにしても、この手のシリーズも、そろそろ完結です。この手のシリーズを最後まで読んだことがありません。珍しく、最後まで読むことが出来そうです。今まで、この手のシリーズを最後まで読んだことがありません。「興亡の世界史」もどうにかなりそうです。「現代思想の冒険者」、「中央公論 世界の歴史」、「講談社 日本の歴史」も読みきれるといいのですが、どうなるでしょう。

2014年7月31日

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カテゴリ 図書館

皇后考×折口信夫  
原 武史、安藤礼二

2015年2月11日

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カテゴリ 図書館

小倉図書館で読む。読みたい本でした。期待以上でした。このシリーズは著者の愛情があるのです。高尚にならず、いい加減にならずです。これは難しいのです。この画家はどうも好きになれないのです。正確に言えば、後期のものが好きになれなのです。その色彩です。

2014年7月27日

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「サービス」の消費者物価指数 ユーロ圏では安定的に推移 上野泰也

2015年2月11日

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カテゴリ 図書館

アップルは「第二のソニー」になる  
川端 寛

2015年2月11日

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カテゴリ 図書館

日本の基礎研究に関する論文を読みました。非常に興味深い論文でした。アメリカと比較すると、質、量ともに、劣っているようです。これは、コンセンサスのようです。それだけではなく、研究体制という点でも、日米は大きく異なっているようです。日本の研究開発は、企業内でおこなわれることがほとんどだそうです。それに対して、米国の研究開発は、企業内だけではなく、企業外の研究も盛んなようです。これは、日本と米国の特許に対する姿勢の違いに由来するようです。日本では、特許に対して、その対価に見合った報酬を出す習慣がないようです。それに対して、米国では、特許に対して、その対価に見合った報酬を出す習慣が存在します。そのため、米国では、特許権収入を基礎とする企業外の研究者の存在する余地はあるが、それに対して、日本では、企業外の研究者の存在の余地はないと指摘している。開発に成功した研究成果が、その企業に必要なものであることは稀です。米国の場合、企業内で調達出来なければ、必要なものを外部から購入すればいい。それに対して、日本では、企業内から調達せざるえない。そのため、死蔵される特許が数多く存在することになる。

2015年2月10日

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カテゴリ 図書館

サムスンの強さは「財閥系」に非ず 
金容度

2015年2月8日

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カテゴリ 図書館

“手詰まり”の日本 今年度は“マイナス成長”も
南 武志

2015年2月3日

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カテゴリ 図書館

僕は、福沢先生を尊敬しています。福沢記念館は、2度訪れました。ただし、その思想を知りません。どんな思想の持ち主なのか知りたいです。中央図書館で読む。読めない本ではありません。これは、意外でした。ただし、理解できませんでした。図書館で読む本ではなく、家でじっくり読む本です。それだけです。

2014年7月18日

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カテゴリ 図書館

人手不足は本当か 依然として大きい需給ギャップ 労働参加率に上昇余地
村嶋帰一

2015年2月1日

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カテゴリ 図書館

地元の図書館で読む。著者の論文は、読みやすいです。物足りないと思う人も多いと思います。便利だと思う人も多数いると思います。僕は、両方です。経済学関係のサーベイを書いてみようかな。

2012年9月19日

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カテゴリ 図書館

逗子図書館で読む。正直、期待はずれでした。戦後と戦前の相違は、製造機械を国産化したことです。戦前においては、生産の増加は、製造機械の輸入の増加をともなう。それに対して、戦後は、製造機械は国産化された。ここら辺が、戦前と戦後の大きな違いであると指摘している。この点では、中国は、日本の戦前の段階にあることになります。

2012年9月18日

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カテゴリ 図書館

地元の図書館で読む。中国事情に詳しくなくとも読めるように工夫しています。再読の価値ありです。

2013年3月14日

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カテゴリ 図書館

中央図書館で読む。数学の部分は面白かったです。理解しなくとも、覚えてしまう。数学者は全て理解しているのでしょうか。平凡ですが、非凡な感想です。

2014年7月14日

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カテゴリ 図書館

中央図書館で読む。予想外の本でした。もう少し硬い本だと思っていました。経済学者の書くものに、敷居が高いと思う人も、この本にはそんなことを感じることはないと思います。再読の価値があります。

2012年9月18日

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カテゴリ 図書館

期待していませんでしたが、興味深かったです。キーワードは、「垂直統合」と「垂直分裂」です。「垂直統合」とは、一つの企業、企業集団が、販売、製造、部品まで、一貫して担当することである。日本の製造業は、このパターンです。それに対して、「垂直分裂」とは、販売、製造、部品をそれぞれ別の企業が担当することである。例えば、部品会社は、複数の会社に部品を供給する。複数の会社と取引するので、標準化が進む。それに対して、「垂直統合」の場合、その企業、その企業集団特有のものとなり、標準化は進まない。中国の製造業は、このパターンです。「垂直分裂」の長所は、資本力がなくとも、技術力がなくとも、容易に市場に参入できることである。その短所は、誰でも参入できるので、激しい価格競争にさらされることになる。中国において、「垂直分裂」が採用された理由は、一つの企業、企業集団だけで、製品をつくることができなかったからである。つまり、競争の激しい中国市場で勝ち抜く中国企業は、メンツにこだわらず、外注できる部分は、積極的に外注するのが流儀なようです。ただし、日本企業のように、自らの手で、全てを生産できるわけではないようです。また、「VCD」に関する解説は、非常に興味深いものでした。テレビドラマが繰り返し再放送される中国において、テレビの録画需要はほとんどない。そのため、テレビの録画機能を持つ「ビデオ」は普及せず、テレビの録画機能を持たない「VCD」が普及したそうです。テレビドラマが再放送されない日本において、「ビデオ」が普及したそうです。

2014年12月30日

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カテゴリ 本棚

物価、勤労者家計の動向

2014年11月30日

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カテゴリ mediafire

物価の動向とマクロ経済

2014年11月30日

読書状況 読み終わった [2014年11月30日]
カテゴリ mediafire

デフレの現状―2000年代前半との比較を中心に

2014年11月30日

読書状況 読み終わった [2014年11月30日]
カテゴリ mediafire

人口動態と物価

2014年11月30日

読書状況 読み終わった [2014年11月30日]
カテゴリ mediafire
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