スピンオフが出るとのことで再読。
互いの足りない部分を埋め合い、無くてはならない存在になってゆくのがこういう作品の醍醐味でもあるし全体的な雰囲気は悪くはないのだけれど、事情があるとはいえ裕希があっさり状況を受け入れてしまったのが勿体無い。
擬似家族の描写が微笑ましく好感が持てる反面、何故この短気で幼稚な攻めを好きになったのか判りづらい。
その辺の心理描写をもう少し丁寧に描いてくれればさらによい作品になったような気がしてならない。
今作では不憫な役回りだった三条は、かなり好きなキャラなので、スピンオフが楽しみです!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(作者か行)
- 感想投稿日 : 2012年6月5日
- 読了日 : 2012年5月28日
- 本棚登録日 : 2012年6月5日
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