宇宙軍士官学校―前哨― 3 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房 (2013年4月24日発売)
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本棚登録 : 157
感想 : 11

恵一たち士官候補生の訓練も大詰めとなり
1週間の休暇を得たのちに戦闘訓練を行なうべく
宇宙のパブリックスペースへと船を進める

リアルとバーチャルの混在する中
訓練そのものの意義や理由について思案する恵一に
アロイスのシャロムは告げる
「あなたは最高の生徒だ」と

いよいよ恵一たちのもとに、15歳の少年少女が練習生として送られてくる
これから直面するかも知れない
果てのない戦争を
生き抜くために……


**


3巻読み始めの頃は
バーチャルだなんだといよいよもって真実がわからなくなり、
恵一たち以上に困惑しながら読んだけれど
なんとか納得のいく説明にたどりつけてホッとした…
しかしまだまだ真実への層は何枚かありそう

艦隊運用のシーンはやはりカッコイイ…!
一糸乱れぬ動き
宇宙モノはドッグファイトより
やはり艦隊での撃ち合いがとてもテンション上がるなぁ!

冒頭の練習生たちのプロローグを読んだとき、
なんだか恵一たちと似たような性格だなぁ…と
多少ガッカリ感があったのだけど
きちんと違いがあるようで良かった(当然か)

いやいや、ひょっとして最早みんなクローンというか
優秀な遺伝子だけが残された世界なのかも!?みたいな
読み始めの混乱の中思ったりもしたり

しかし何度も言うが恵一だけが好きになれない←

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2013年7月1日
読了日 : 2013年7月1日
本棚登録日 : 2013年4月8日

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