少年魔法士 (1) (ウィングス・コミックス)

  • 新書館 (1996年9月9日発売)
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感想 : 45
5

一目惚れでした。
…勇吹に←

2巻表紙の勇吹に惚れて、じゃあ1巻から買うしかない、と買って読んだのが始まりだったけど
とにかく落ちた、なるしまゆりに。


【熱い胸の内】※1巻のレビューは下の方

間違いなく、なるしまっちは自分の一番好きな漫画家だ。
たまに崩れるのも含めての画風はもちろんのこと、
題材にするものがとことん好きだし、
展開や筋の流れ、構成なんかもテンポがいいというか飽きることがないというか、一番良いポジションを知り尽くしている感じだし、
上のものを繋ぎ合わせる言葉も、ここに収まるべくして存在したのだと言わしめるくらいの嵌りよう。

…ああ、わかっているさ。
自分はもはや、なるしまっちの信者だとも!!!←
おぉ神よ!!!orz

【1巻について】

1996年、香港。
若い女性の腹を裂く連続殺人事件に、グィノー家の裏切り者が関わっているという。
ローゼリットはその始末のために、一族の末弟、カルノを呼び寄せる。
しかしカルノは、テレキネシスばかりが強力で
魔法はからきし使えないという、「へっぽこ魔法士」だった——


正直、読者を選ぶと思う←

イラストも、なんかテキトーに描いちゃった系の崩れたやつにイラッとくる人はまず好きじゃないだろうし
章タイトル(香港ジャック・ザリッパー)からわかるように内容もグロかったりする
キャラもなんかフザけた印象を与えるかも知れない

でも、諦めないで欲しい!!

選ばれた言葉の一つ一つから
全編に散りばめられた思いの欠片に至るまで
なんて切なくて優しい話なんだろう、と思えるはずだ。

遺伝子から考えるアイデンティティとか
もちろん、魔法バトルも熱いよ!←

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画(なるしまゆり)
感想投稿日 : 2011年8月21日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年8月20日

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