七人の証人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1983年12月8日発売)
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本棚登録 : 258
感想 : 28
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何者かに殴られた十津川警部。目を覚ますと孤島にいた。しかし、この孤島は都会の一部を切り取ったかのように再現されていた。この町に連れてこられたのは、十津川警部以外に7人だった。この7人は1年前に起きた殺人事件を目撃し、裁判で証言をしていた。そして、犯人の父親が息子が獄中死したのは7人の証言にせいだと言いだし…


十津川警部はサスペンスドラマでしか知らなかったから新鮮だったー。平成の始めの頃の作品だからかな?十津川警部、やたらにタバコを吸う。別に喫煙シーンがあっても構わないけど、あー昔ってどこでも吸えていたんだなぁ。吸わない人への配慮とかなかったしなーとか思った。


十津川警部は7人の証人と犯人の父親との中立な立場。しかし、よくブチ切れることなく事件を解決したなと感心したわ。長年の刑事としての勘なのか反論されてもしっかり考えて答えを導いている。さすがなーなんとなく逆転裁判見てるような気分だった。


だけど、最後の終わり方はなーまぁ、いいんだけどさぁってかんじは否めない。


2019.6.20 読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年6月20日
読了日 : 2019年10月19日
本棚登録日 : 2019年5月13日

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