鈴木ごっこ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2015年6月10日発売)
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本棚登録 : 1460
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借金を抱えた男女4人が、借金を返すために集められ、1つの豪邸に住む。そこで、鈴木ごっこをし、1年間過ごすというものだ。見知らぬ人と家族ごっこをするのに慣れてきた頃、新たな命令が下った。失敗したら、4人の命はない。果たして、4人はその命令を成功できるのか、そして鈴木ごっこが意味するところは…




知らない人たちが、家族みたいに過ごすみたいな話は結構好き。今回の鈴木ごっこは、特に多額な負債を抱えた人たちってのも良かった。
本自体は、薄いものですぐに読めちゃうかんじだった。
しかし、鈴木ごっこの本当の意味とかラストでびっくりすることはあったけど、なんとなく納得がいかない。
そんなことして、本当に借金がチャラになるのかな?1年間って結構長いし、その他諸々の経費とか考えるとマイナスなんしゃないかなとか思ったり。


でも、なかなか面白いものでした。映像化されたみたいで、YouTubeで予告見たけど、なんか原作と俳優が合ってなかった…そんなもんか、映像化なんて。


2016.5.15 読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年5月15日
読了日 : 2016年5月15日
本棚登録日 : 2016年4月30日

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