【ネタバレあり】
叙述トリックものの作品としてよく名前が挙がっているこの作品。前々から読みたいなぁと思ってたのですが、地元図書館の書庫にあることを知って早速借りてきました。
福✕県高塔市で起こった3つの赤毛殺害事件と その死体消失の謎。
まず表紙がステレオグラムになっていて、何かが浮かび上がってきます。私これ結構得意!で、浮かんできたシルエット…最初はその意味がわからなかったけど、読了後なるほどそういうこと…とわかる。表紙から遊び心があって面白い。
最初から探偵役が助手役を騙すつもりで話を進めいるので、多少言い回しに苦しい部分もあるけど納得させられた。読者を騙すことに全振りした小説で、叙述トリックものが大好きなので楽しかったです。
この1作しか書いてないのかなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2023年6月11日
- 読了日 : 2023年6月6日
- 本棚登録日 : 2023年6月6日
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