極悪探偵三途川理シリーズ2作目。
前作キャットフードでは三途川と緋山は知り合いではなかったようだったけど、今作ではいつの間にか知り合いになってるし緋山も探偵として活動していたので、読む順番間違えたかな?と思ったけど、これが2作目で間違いないようだ。
ミステリに「真実が何でも分かる鏡」なんてアイテムが出てきたらお話にならないじゃないかと思ったけど、三途川がその不思議アイテムをいかに使って相手を欺き犯行を成し遂げるかは見ものだった。
毒リンゴで眠っていたのは白雪姫じゃなくて赤毛の緋山でしたが、今回も緋山が最後の美味しい所を掻っ攫っていきました。
いいところまで追いつめるのに最後はやられてしまう三途川というのがこのシリーズのパターンなのかな?三途川は何だか憎めなくて結構好きです。探偵なのに悪役なのが面白い。最後ヒキガエルにされちゃったけどどうなるんだろう?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2019年7月26日
- 読了日 : 2019年7月25日
- 本棚登録日 : 2019年7月26日
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