御手洗シリーズ。といっても今回の主役はワトソン役の石岡君。
岡山の山奥にある龍臥亭という旅館を舞台に起こる連続猟奇殺人事件。
横溝正史の八つ墓村のモデルとなった事件がベースとなっております。
冒頭からいきなり御手洗が横浜馬車道のアパートを出ていって一年というくだりにびっくりしました。エーいつの間に!ひとりぼっちの石岡君が寂しそう。
これまで御手洗に頼りきりだった石岡君が、劣等感と孤独にさいなまれながらも果敢に事件に挑む姿は応援せずにはいられません。
上巻を読んだ限りではまったく意味不明の事件ですが、これをどう解決に持っていくのかが楽しみ。下巻に続く。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2011年7月14日
- 読了日 : 2011年7月14日
- 本棚登録日 : 2011年7月14日
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