わかったようなわからないような本。
定義と具体例がごっちゃに提示されている気がして、分かり易さのワナに陥っているような感じ。
ところどころ、鋭い指摘はあるものの、どこか若者批判の前提にたって話が進められてしまうため、一方的な印象をうけてしまう。
こんなことを書くと、他人を見下していると言われてしまいそうだが。
他の本からの引用が多いのも、なかなか奥歯にモノが挟まった言い回しのようにみえる。また、同じ趣旨の繰り返しも多い。それだけ大切なテーマなのでしょう。
ただ、身につまされるところもある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本論・日本人論
- 感想投稿日 : 2014年9月11日
- 読了日 : 2014年9月11日
- 本棚登録日 : 2014年9月11日
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