無縁社会…現代日本が直面する大きな社会問題である。世の中が物凄いスピードで便利になるとともに、逆に人間関係は益々希薄になっている。そんな現代社会に警笛を鳴らすべく著者は人生最期の儀式である葬式を必要と説くことで日本人の「こころ」を蘇らせようとしている。これは葬式がはるか昔から人類不変の儀式であり、死者と家族やゆかりのある人々の「こころ」を繋ぐとういう意味で人間にとって一番大切なことを教えてくれると考えるからこそ、自分や親の葬式にもっと関心を持ち豊かな人生を送りたいと思わせてくれる一冊である。
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- 感想投稿日 : 2013年1月3日
- 本棚登録日 : 2013年1月3日
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