私の通っていた中学校では女子は制服がなくて、ジャケットとスカートという指定はあったもののスラックス履いてる子もいたし、割合自由だったのかもしれない。
先生に引っ叩かれた生徒がいた。でも正面切って「それはおかしい」などと言える生徒はいなかった。内申をカタにとられていたから。
でも、おかしいものはおかしい。どんな理由があっても暴力を受ける謂れはない。時代は流れ、子どもが主張することのハードルは確実に下がっていると感じる。
「でも、どんな大人もかつては中学生だった。」
(本文157ページより)
戦う知里たちにエールを送りつつ、中学生だった頃の自分が重なり、熱くなる。頑張れ。理不尽と戦え。
巻末の校則対談も読み応えがある。
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- 感想投稿日 : 2024年4月27日
- 読了日 : 2024年4月27日
- 本棚登録日 : 2024年4月27日
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