水辺のブッダ

  • 小学館 (2019年5月15日発売)
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本棚登録 : 95
感想 : 16
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読後感がスッキリ!という作品ではない。
この作品から得たものを、自分で抱え込んで、考え続けていくんだろうなと思う、そんな本だった。

やむを得ない事由から人を殺めた男は、殺人犯の子という誹りを我が子に与えないためという理由で、妻と子を捨てる。
服役し、ホームレスとなった男は、その暮らす河原で師とも思える男と出会う。
ホームレス生活の中で、男は人生と向き合い直すことをことを考え始める.....

そして、あとは読者が考え続けていくことなのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年11月21日
読了日 : 2019年11月21日
本棚登録日 : 2019年11月19日

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