読後感がスッキリ!という作品ではない。
この作品から得たものを、自分で抱え込んで、考え続けていくんだろうなと思う、そんな本だった。
やむを得ない事由から人を殺めた男は、殺人犯の子という誹りを我が子に与えないためという理由で、妻と子を捨てる。
服役し、ホームレスとなった男は、その暮らす河原で師とも思える男と出会う。
ホームレス生活の中で、男は人生と向き合い直すことをことを考え始める.....
そして、あとは読者が考え続けていくことなのだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年11月21日
- 読了日 : 2019年11月21日
- 本棚登録日 : 2019年11月19日
みんなの感想をみる