サイレント・コア シリーズ
ソ連崩壊時に、ソ連が培養していた天然痘ウイルスが、密かに北朝鮮に売却された。
しかし、北朝鮮ではそのウイルスを安全に取り扱い切ることができず、汚染事故が起こり、遺伝子操作された天然痘ウイルスが、北朝鮮国内に拡がりはじめる。
その殺人ウイルスを、中国、韓国に蔓延させることなく封じ込めるために周辺各国が立ち上がる。
中心となるのは、医療に優れた日本。
しかし、北朝鮮国内では日本に対する敵愾心が強すぎ、安全に防疫活動、治療ができない。
そこで、我らがサイレント・コアが活躍するという、いつもの展開になっていくのだが、いつもながらに大石英司の書く近未来ものは恐ろしい。
それは、設定や状況がよく考えられており、あり得るものとして考えられるから。
ただし、現実の世界には、サイレント・コアのような強力な部隊は存在しない...
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年4月9日
- 読了日 : 2016年4月9日
- 本棚登録日 : 2016年4月9日
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