戦後初の東大総長となった著者の遺作といって過言ではない作品。内容は哲学からはじまり、政治哲学の方法論、概念、政治理念の類型、権威、組織論と幅広くわたる。多くの学説を引用し、批評を行っており、政治哲学、政治学を知る上で重要な本であると思う。。作品自体は40年以上前であり、さらに言えばその草稿となった政治学の講義から80年近く経ているが、その内容から学ぶことは多々ある作品である。
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カテゴリ:
学問
- 感想投稿日 : 2015年9月15日
- 読了日 : 2015年8月27日
- 本棚登録日 : 2015年8月27日
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