ルック・バック・イン・アンガー

著者 :
  • 祥伝社 (2012年11月30日発売)
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本棚登録 : 181
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 アダルト本出版社に勤務する、アナーキーな四人の男たちの話。
 相変わらず、タブーを度外視したような暴力とセックスの場面が続くが、『民宿雪国』を読んだ時のような衝撃はもはや無い。人間が虚無になり破滅に走る姿に美を感じる人もいるだろうが、会社から給料をもらっているサラリーマンが同じことをしたら、馘首になるだけだろう。それともサラリーマンが非社会的なことをすることが斬新だと言いたいのだろうか。
 この路線を続けるのは限界がある気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・評論
感想投稿日 : 2013年5月25日
読了日 : 2013年5月21日
本棚登録日 : 2013年5月25日

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