NYのバーでピアノを弾く絵未は新米ウェイターとしてやってきたヘンリック。彼はミュージカルの脚本家を目指していた。ふとしたきっかけから、彼の脚本作りに協力することになった絵未は少しずつ彼に惹かれていく自分に気付くが、彼には妻がいた(「秋が二人を分かつとも」より)。
タイトル通り、終わりの見えている恋を描いた中編を2つ収録した作品です。
短編以外の完全なラブストーリーは久々のような気がします。せつないお話ですが、喜多嶋さん独特のリズムのある文章で、重苦しさはまったく感じられませんでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
喜多嶋隆
- 感想投稿日 : 2018年3月28日
- 読了日 : 2018年3月28日
- 本棚登録日 : 2018年3月25日
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