あした: 慶次郎縁側日記 (新潮文庫 き 13-19)

著者 :
  • 新潮社 (2014年9月27日発売)
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感想 : 4
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「きれいに別れてやるから。どんぐりの丈くらべのような、甲斐性なしの男を亭主にするんじゃねぇぞ」
そう言って去って行った浅次がおゆきの前に現れた。
浅次の目には、おゆきの亭主が自分と同じ甲斐性なしに見えたようで、浅次は出刃包丁を振り回してきた。
(「どんぐり」より)

2014年10月9日読了。
慶次郎縁側日記の第13弾。
ちょっと苦い味のする話やほろりとさせられる話。
相変わらずの人情の描き方がたまりません。
やっぱりこのシリーズ、好きだなぁと改めて思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2014年10月9日
読了日 : 2014年10月9日
本棚登録日 : 2014年10月9日

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