神戸から東日本大震災で被災した遠間市第一小学校に応援赴任してきた教師 小野寺徹平。
彼は、阪神淡路大震災で被災 妻と娘を失っていた。
「景勝地である松原海岸そばの小学校」と書かれていることから、宮城県の沿岸地域あたりを想像。
小学校教師の視点を通して、被災した子供達の葛藤と成長。教え子を助けられなかった教師の苦悩。災害ボランティアの立ち位置。震災風化。
主人公のと阪神淡路大震災当時の教え子との関わり合いも絡めて上手く語られています。
理解のある上司がいるといないとでは状況はまったく変わるよね。
私のできる事は、『忘れないでいる』ことくらいです・・・
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸作品
- 感想投稿日 : 2020年12月31日
- 読了日 : 2020年12月31日
- 本棚登録日 : 2020年12月31日
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