道満晴明さんの作品としては極めて珍しくジュブナイル調の作品で
ヨキ、ミコト、キクリの小6少女たちが
夏休みの自由研究として町の七不思議を探索中に出会った
未来からやってきた、鼠が嫌いな自立型AIロボットのライモン
と共に繰り広げる青春冒険譚。
冒険のお供には
道具が何でも入る「異次元ポシェット」
異なる言語間での会話が可能になる「対話こんにゃく」
扉型の出入り口からどこへでも行ける「ポータル」
これら未来のナイショ道具と呼ばれる便利な道具を駆使して・・・うーん
道満晴明さんは一度小学館の偉い人から怒られた方がいいわ。
1巻は捉えどころがなく、盛り上がりに欠ける展開が続き
道満晴明さんお得意の、世界の狂いも影を潜めているので
道満晴明さんが好きな人でなければ途中でリタイアしかねないですが
2巻の半分を過ぎる頃には世界の真実が明らかになり
怒涛の展開の連続が待っているので
最初は退屈に感じても、とりあえず2巻を読み切ることを強くお勧めします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年11月10日
- 読了日 : 2023年11月10日
- 本棚登録日 : 2023年11月10日
みんなの感想をみる