神条あやめさんから注がれる天音千穂さんへの重い愛を描く表題作を含む
3作品を収めた短編集。
でも全体の9割が表題作なので単発作品+ボーナストラック的な感じかな。
静止した時の中、天音さんのパンツの中で白飯を喰らうような
過激な百合が成就するか否か。とか
通常とは若干方向性の違う道満晴明節を味わう。とか
そういう部分も楽しめるけど
個人的に思う肝は、表情の豊かさ。にあると思います。
第04話「匂いかぐ匂いかぐ匂いかぐっ」の時の顔や
第06話「谷・・・って楽しいのかな・・・?」
第09話「ごめん全然わかんない」
第22話「見ナイデ抜ケタテノD端子見ナイデ」
第29話「茶碗の中!小泉八雲の『茶碗の中』!!」等々
氏の他作品では見た事が無い名表情ばかりで目が幸せになります。
恐らく氏の作品群の中で最も読み返している気がする。
妙に高い中毒性がありますね
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年11月8日
- 読了日 : 2018年11月8日
- 本棚登録日 : 2018年11月8日
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