元短距離選手でスポーツトレーナーの筆者による、「筋力の強さ」ではなく「骨の動き」に着目したエクササイズ指南。
「骨ストレッチ」とは、筋肉の力を抜くことで、骨の動きをスムーズにし、より少ない労力で体を動かせるようにしようというもの。
楽器演奏者として、「脱力」は永遠のテーマなのもあり、「ゆるめる」というキーワードに興味を惹かれて読んでみました。
このエクササイズ自体の効果がどうなのかはまだ分からないけれど(まだ、いくつか試してみただけだし)
重力をうまく利用した、体の骨組みを意識した立ち方、とか、
やや前傾姿勢になって重い胴体を先に移動させることで、筋力を使わない省エネウォーキング、とか、
身体を固めない、余計な力を使わない動作を指南しているところに共感が持てます。
(ピアノの先生から、手を鍵盤におろす時など"力を入れずに重力を利用して"と指導されていたのもあります)
骨ストレッチのひねりの動作も、通常のストレッチより深くウエストがひねられている感覚があり、それも面白い。
自分に合う動作をいくつか、取り入れてみたいと思っています。
「人前でも緊張しなくなる丹田の意識のしかた」のメソッドも載ってるので、試してみようかな…
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Exercise
- 感想投稿日 : 2016年4月11日
- 読了日 : 2016年4月11日
- 本棚登録日 : 2016年4月10日
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