欲と収納 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年1月25日発売)
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感想 : 60
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群ようこさんのものの整理にまつわるエッセイ。
生きるために必要なもの、豊かさを感じながら生きるために必要なもの、それらとどう向き合い扱っていくのか。群ようこの場合、として着物や本や書類や服について書かれています。
捨てなくちゃ、と思い始めた著者の元へ送られてきた母の着物。量もさることながら、その状態の悪さに怒りが収まらない。
「母親にとって着物は、外に出て見栄を張るための道具でしかなかったのだ。」
「人は自分の分不相応のものは持ってはいけない」
タイトル通り、欲と収納について考えるきっかけをくれる、さらっと読める一冊でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月30日
読了日 : 2020年9月30日
本棚登録日 : 2020年9月30日

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