群ようこさんのものの整理にまつわるエッセイ。
生きるために必要なもの、豊かさを感じながら生きるために必要なもの、それらとどう向き合い扱っていくのか。群ようこの場合、として着物や本や書類や服について書かれています。
捨てなくちゃ、と思い始めた著者の元へ送られてきた母の着物。量もさることながら、その状態の悪さに怒りが収まらない。
「母親にとって着物は、外に出て見栄を張るための道具でしかなかったのだ。」
「人は自分の分不相応のものは持ってはいけない」
タイトル通り、欲と収納について考えるきっかけをくれる、さらっと読める一冊でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年9月30日
- 読了日 : 2020年9月30日
- 本棚登録日 : 2020年9月30日
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