晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア 26)

著者 :
  • 東京創元社 (2006年9月30日発売)
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「本格書店ミステリ」と銘打たれたシリーズの二作目は、出張編と題された長編です。

このシリーズは、個人的には短編集の方が合っているように思うのですが、一つの謎に腰を据えて取り組む長編も時には良いものですね。
読み応えがありました。

冒頭にある、書店員ならではのアリバイ証明のエピソードが印象的で、物語に引き込まれます。

舞台となる地方の書店の雰囲気もとても素敵で、もし実際にあるのなら是非行きたい、そんな気持ちになりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2022年7月10日
読了日 : 2018年10月31日
本棚登録日 : 2018年10月28日

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