がんになってから健康になった。というなんともはやなエッセイ。とはいっても別に健康法の話じゃない(と思う)。
世界屠畜紀行でこの作者の本を初めて読んだんだけれども、裏側がこうなっていたのか、と驚く。
非常なネガティブ性と、それらを自分の内側のこととして捉え、切り捨てて判断できる冷静さに驚いた。うん。表現する際にすべてではなくて見せたいものを上手く見せる計算がある(作家だから当たり前なのかもしれないけどね)。
なのでこれはノンフィクションというよりは作品だなぁという気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年3月3日
- 読了日 : 2013年3月3日
- 本棚登録日 : 2013年3月3日
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