今の時代、こういう若者たちは居ない。
1980年代って、本当のリアルタイムの高校生たちはこんなだったんだろうか?と思う。丁々発止でテンポよく掛け合い、男子も女子もアクが強い。
リアリティが大事だとよく言われるが、別にこのお話にリアリティがあるわけじゃない。重要なのは引きの強さだ。「この先どうなるんだろう」と思わせて先を読ませるちから。
リアリティは目的にはなりえず、道具なのだなぁと思う。
かつてこういう時代があったんだろうか。それとも、物語の中だけなんだろうか。学年ヒエラルキーがなく、フラットな関係性。
いや、夢だと思うけどね! もし過去にこんな学生生活(トラブルを除いて)当たり前だとしたら、今の子供たちがかわいそうすぎる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ・ライトノベル
- 感想投稿日 : 2016年3月29日
- 読了日 : 2016年3月29日
- 本棚登録日 : 2016年3月29日
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