こちら弁天通りラッキーロード商店街 (光文社文庫 い 46-5)

著者 :
  • 光文社 (2016年12月8日発売)
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本棚登録 : 125
感想 : 13
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死に体の商店街が鮮やかに甦る。普通に考えれば夢物語なのだろう。でも甦るという意味は少し違うように思う。商店街の人々の生き甲斐。彼らの活力を取り戻すこともまた甦ると言えると思う。とても元気が出る面白い一冊でした。
あらすじ(背表紙より)
借金に追われ、見知らぬ町に逃げ込んだ笠井武。無人の寺に泊まり迎えた翌朝、やって来た老人たちはなぜか彼を新しい住職と勘違い。寂れた商店街で夢も希望もなく生きる町の住民は、誰しもがポックリ逝かせてくれと請い願う。戸惑う笠井だったが、彼らと生活を共にするなかで、何気なく口にした思いつきが波紋を呼び…。一気読み必至の痛快エンタテインメント!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人情
感想投稿日 : 2017年1月5日
読了日 : 2017年1月5日
本棚登録日 : 2017年1月5日

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