楽天流

著者 :
  • 講談社 (2014年10月7日発売)
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本棚登録 : 13
感想 : 1
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「なんといっても直接経験したことの衝撃や臨場感は、文献や人の話からでは得られないものだ。」

楽天の社長、三木谷氏が英語公用語化を中心に自社の活動の意義について書いた本。英語化による課題を考え、それがいかに大きくても、英語化の導入を決定した姿勢は素晴らしい。
また、数値を掲げる事で、今自分のいる場所がはっきりと分かり、今後どのようにしていかなければならないかについて考える事ができる、というのはその通りだ。
そして、異文化に直接触れようとする気概、それを広めようとする意志はとても熱く、かっこいい。

しかし、どうしても私が楽天にもつイメージはよろしくない。
確かに素晴らしい企業だと思うのだが、たとえば楽天カードの初期設定がリボ払いのように、どこかアンフェアだと感じてしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2014年11月5日
読了日 : 2014年11月5日
本棚登録日 : 2014年11月5日

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