椎名誠の「岳物語」を読んだ時野田さんを知った。
カヌーが好きで、好きなことを仕事にして機嫌よく生きている人というような印象をもっていたので、この本を読んでびっくり。
こんな悶々とした若かりし頃があったのか。
その頃の日本と今ではやはり時代も考え方も随分違うと思うけれど、その強烈な自意識はいつの時代も変わらないものだろう。
若者の気持ちも親としての気持ちもわかるようになった今読むと複雑だけど、やはり人生は自分で道をみつけていくしかないのだと思う。
「岳物語」を読み返してみたくなった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2012年に読んだ本
- 感想投稿日 : 2012年2月26日
- 読了日 : 2012年2月26日
- 本棚登録日 : 2012年2月26日
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