93歳にして現役助産師の林さんがご自身の経験から次世代へ伝えたいことを本になさったもの。
取材・構成の方がいらっしゃるので聞き書きかと思われるが、語りかけるような文体となっている。
本で読むより、実際の林さんの声でこんなふうに言われたほうがもっと力になりそう。
命の誕生を見続けてこられたからこその自負と優しさが感じられる。
この本を読んで林助産院で産みたいという人もでてきそうだなぁ。
年を重ねるにしたがって自分より上の世代の方から何を受け継ぎ
次の世代にどうつないでいくのか、ということを考えるようになってきた。
母の世代、祖母の世代の方々の言葉が自分に響くようになってきたのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2012年に読んだ本
- 感想投稿日 : 2012年9月20日
- 読了日 : 2012年9月20日
- 本棚登録日 : 2012年9月20日
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