小説を読んだ充実感が得られた。
好きな感じの小説だなととてものんびり読み進めていたが、歩の病気以降、一気に読んだ。
歩の死がとても悲しかった。一惟との関係は美しかった。あり得ないような、割とあるかもしれないような。
充実した生を、一緒に生きてるような感じで読んでたのが、こんなところで終わるのかい、えーあんまりだーととり残された感じがした。
眞二郎と三姉妹の老後の生活は身につまされた。
眞二郎の最期も辛かった。一般的な死に方などないとは思うが、現代の老人の死に至る過程は多くの場合こんな感じなんだろうなと思えた。
みんな生まれて死んでいく。
幸せな読書の時間が過ごせた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年4月16日
- 読了日 : 2018年4月16日
- 本棚登録日 : 2018年4月3日
みんなの感想をみる