心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿 (創元推理文庫 F フ 2-2)

  • 東京創元社 (2009年1月28日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 14
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「古の妖術」は訳者違いで今回3度目の読了、本書の植松靖夫氏の訳が1番自分好みでした。もちろんジョン・サイレンス博士が活躍する心霊オカルト本編も面白いんですが、巻末の解説がなんと日本魔術界を代表する編集者、朝松健。

ブラックウッドは黄金の夜明け団に所属する魔術師でもありましたが、黄金の夜明け団関連でクロウリー、アーサー・エドワード・ウェイト、アーサー・マッケン、そして朝松健といえばラヴクラフト。目から鱗のオカルト裏話がなかなか強烈で楽しめました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年5月11日
読了日 : 2022年7月31日
本棚登録日 : 2022年4月24日

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