あなたの人生を変えるタロットパスワーク実践マニュアル

著者 :
  • 説話社 (2010年6月3日発売)
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感想 : 2
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本書を読む前に、同著者の『宇宙魂に目覚め、自分の魂の星(ふるさと)を旅する』を読もうと数ページ目を通したものの、カバラ宇宙旅行初心者としては驚くほど高度な内容で断念。
どうやら本書がその入門編にあたるようで、突然太陽系外へと飛び出す前に、まずは基礎として本書から始めるのが良いとのこと。

入門編の本書では、まず松村先生自作のヘブライ文字タロット大アルカナの22枚が掲載、カバラの生命の樹の解説から始まります。
東洋思想(陰陽五行、仏教曼荼羅)と照合した図は初めて見ましたが、成程の対応関係に目から鱗でした。第四章「タロットパスワークの活用法」での色彩の力の応用、没入の重要性と半覚醒状態での誤った解釈(つまりは体験を切り刻んで分析しがちな左脳優位な意識状態)への注意点は、パスワーキング全般や夢解釈にも役立ちそうです。

それにしても先生の解説の博覧強記振り。散弾銃の如くあらゆる所へ飛び散ってリンクしまくる、注記ナシの情報の網の目に絡め取られてドーパミンが噴出しまくりですが…今回も何故なのか読解力が追いつかない、疾走してワープする長文章に度々苦戦。昔のGoogle翻訳並みに所々意味不明なのは、まだ私の上位コスモス経路が開通していないからなのか…?!精神活動が宇宙的なスケールなので情報過負荷でバグってるのと、霊的語彙の少なすぎる人間語に変換するのは解像度が低すぎて面倒なので、霊的に直接アクセスして理解できる特殊な人にだけ伝われば良いという割り切ったスタンスなのかもしれない。

すぐにでも付属のバイノーラルビートCDでタロット経由カバラの旅に出掛けられるのは有難いことですが、時間が短くてすぐに終わってしまうので、慣れるまでの取っ掛かりとして使う分には良さそう。本格的な自由探索の際には自前のヘミシンクやバイノーラルビートを使った方がやり易いとは思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月25日
読了日 : 2023年8月25日
本棚登録日 : 2023年8月8日

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