下巻まで読了。
うーーーん…なんとも報われないというかやりきれない話でした。
3人の少年が人を殺すまではこの3人が一体どう絡んでくるのかと思いながら読みましたが、少年院で繋がるわけか。そして出てからも…なんでそうなっちゃうのかなあと思わざるを得ない。どんどん転がり落ちていく。
葛城は中学生らしからぬ大人びた考え方の持ち主、久藤の暴力は怯えの裏返し、神原は犯罪にむしろ喜びを覚えているような…とそれぞれが個性的。結局一番危うかったのは神原だったんだろうね。だからこそのあの結末か。
少年院を出るまでが面白かったかな。出てからはなんとなく好きではなかった。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年11月30日
- 本棚登録日 : 2010年11月30日
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