久々にオースティンが読みたくなり、積読してたこちらを手に取ってみた。
最初は登場人物の多さに慣れなかったけど、慣れていくうちにあっという間に進んだ。
相変わらずオースティンの書く人間模様やキャラの濃さはすごい。父親も姉も妹もだいぶぶっ飛んでるのにアンはよく控えめに育ったなと関心。周りが周りだから、逆に自分が冷静になって客観的に物事を見れたのだろうか。
心が移り変わりやすいのは男なのか女なのか問題はこの時代から論争されているのだなと面白かった。
破天荒な展開も多く、(ほぼ破天荒かもしれない)特にルイーザ事件には笑った。ウェントワース大佐の描写にこれは嫉妬だよね…?と想像しながら読むのも楽しかった。
さすがオースティンといった作品でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月7日
- 読了日 : 2023年12月7日
- 本棚登録日 : 2023年12月7日
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