20代のころ司馬遼太郎を読んだ時期があって、日本史を知った気になっていた。
司馬史観とまで言われる歴史観も昨今では色々異見が出ていて、司馬遼太郎も結局は自分の生きてきた範囲の中での発想だったと云うのが最近のネガティブサイドな評価だろう。
この磯田氏の本で、その頃(小説が発表された時期)はそういう物語、史観が今より共感を得る時代背景も大きかったのだろう。
今後、司馬遼太郎を読むことは無いだろうが、一時期夢中になって読んでいたことを懐かしく思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年9月11日
- 読了日 : 2018年9月11日
- 本棚登録日 : 2018年9月8日
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