ふたたび赤い悪夢 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1995年6月7日発売)
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本棚登録 : 447
感想 : 50
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『奇抜な仮説を弄んだり、人の死を記号のように扱ったり、人間関係を机上の図式に収めたり、嬉々として他人の罪を暴いたりー

そうしたことの全てに興味を持てなくなっただけです。いつまでも、遊びの時間は続きません。探偵ごっこはこしまいです。』

悩める探偵、法月綸太郎の作品はどれも面白い。解説が笠井潔で最高。この二人はミステリに哲学を持ち込む素敵な作家で大好きだ。
それにしても、エラリー・クイーンがまた読みたくなった。クイーンにハマったの小学生の頃だったから内容あまり覚えてないんだよね〜。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年12月3日
読了日 : 2016年12月3日
本棚登録日 : 2014年9月20日

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