『宗教には、「自分とは何なのか」という問いが、凝縮されている。人間として生まれた誰もが、避けて通ることのできない問いである。
だからこそ世界のどの文明も、宗教を核にして、その社会のまとまりをつくった。そのつくり方にはいろいろ違いがあるが、人類の知的遺産とはすなわち、宗教のことだと言っていい。
「宗教のリテラシー」は、だから、複数の文明圏が並びたつ現代世界を生きるわれわれにとって、不可欠のものなのである。』
新書なので、内容は薄く、新たに学ぶものはなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養
- 感想投稿日 : 2015年4月5日
- 読了日 : 2015年4月5日
- 本棚登録日 : 2015年4月5日
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