アーリア人のルーツを調査するためチベットに派遣されたSSの探検隊が持ち帰ったとされる隕石製仏像の謎と、ドイツ第三帝国における先史遺産研究について検証した書籍(2017/07/19発行、821E)。
よくオカルト本で紹介されることの多いドイツ第三帝国の親衛隊全国指導者ハインリヒ・ルイトポルト・ヒムラーが派遣したチベット探検隊について、日本では余り知られていない事実が書かれており、なかなか面白かったと思います。
只、後半はナチスが掲げるアーリア神話(主義?)について偏りがちで、面白さがダウンしてしまったのは少々残念でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
近代西洋史
- 感想投稿日 : 2017年7月16日
- 読了日 : 2017年7月16日
- 本棚登録日 : 2017年6月27日
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