バビロンの大金持ち (河出文庫 ク 12-1)

  • 河出書房新社 (2018年8月4日発売)
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本棚登録 : 57
感想 : 3
4

この本は、お金を働かせるという部分に焦点が当てられる事が多いが、実際にはそこではなく、貯金と倹約ではないだろうか?

また10分の1を残すという部分には、西欧においては、それがどういう意味を持つのかを、誰もが理解しています。聖書では、それを神に捧げるものとしていますが、それは実際には究極的な意味での最大効率が得られる貯蓄法だと私は理解しています。

お金持ちと幸福とは必ずしも同じではないのだけれど、ここに描かれている主人公達(お金持ち)は、過去の自分の失敗を反省し、他者からのアドバイスを聞き、決めた事を自制を持って継続出来る者達で、人間的成長と経済的成長を同時に勝ち得ている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年9月12日
読了日 : 2023年9月11日
本棚登録日 : 2023年9月11日

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