オペラ座の怪人 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2000年2月25日発売)
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感想 : 126
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 怪奇小説として有名で、映画にも舞台にもなった有名作品。
 ダリオ・アルジェント版の映画版(怪人が美形で残酷描写が結構ある少女漫画みたいなアレンジ版)を初めて見て,その後に小説の方を読みました。
 情熱的なのか、詩的なのか、感嘆的な表現を多用した文章なので何がなにやらよく分からないうちに、話が進んでいくように読めました。物語的にはラウル子爵の言動、クリスティーネ・ダーエの対応がどうにももやもやしたものを抱きました
。むしろこれらの人物よりも,怪人や終盤の主人公とも言うべきペルシャ人の方が印象に残りました。何ともいえない不可思議な雰囲気は、確かに一読の価値があると思っています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホラー
感想投稿日 : 2019年2月1日
読了日 : 2019年2月5日
本棚登録日 : 2019年2月1日

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