甘々と稲妻(3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社 (2014年9月5日発売)
4.18
  • (120)
  • (113)
  • (62)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 1505
感想 : 63
5

コレも大好きな漫画。
この巻は少しずつ大人へと成長していく
幼稚園児のつむぎに尽きますね~。

しかし、この作者は
小さな子供を描くのがホンマ上手いなぁ~。

特にめまぐるしく変わる
嬉しい顔、美味しい顔、寂しい顔、悲しい顔、怒った顔などの
万華鏡のごとき子供の表情を
トロけてしまうような可愛さと
懐かしい夕焼け空を見た時のような
郷愁を誘う切なさで描いてくれる。


うん、子供はいつだって大人扱いされたいもの。
包丁だって大人の真似して使ってみたい。
だから『大人の』って言葉に弱いねんなぁ(笑)

つむぎが夜遅くまで起きてたい気持ちも分かるし、
犬塚パパが付けた
『大人のパン粥』ってネーミングは
つむぎの気を引くには
もってこいのナイスなネーミング(^^)


あと、アジ尽くしの回のつむぎの反応が可愛いかったなぁ~!(笑)

小さな子供の視点から見れば
見るものすべてが新鮮で
驚きの連続なんやろなぁ。
(最近では家で食べてる魚料理が
海を泳いでる魚だと認識してない子供もいるみたいやし…)

魚をさばいてるところなんて
初めて見るんやろうし。

そう考えたら
料理を作るところを子供に見せるのは
(子供と一緒に料理することは)

食事とは命をいただいてることを自然と理解する意味でも、
実はすごく大事なことなんかも。


あと病気になったお父さんのために
一人で大冒険に出かけるつむぎには泣かされた~( >_<)

こんな娘が自分にいたら
会社や近所中に
嬉々として自慢しまくりますよ、ホンマ!(笑)( >_<)


そして犬塚パパに淡い恋心を抱く、
ホンマ分かりやすい(笑)
女子高生の小鳥が
健気で可愛いのですよ!

しかし、小鳥には悪いが
安易に二人ができちゃう関係にならないことを祈りつつ(笑)、
(だって最近このパターン多すぎ!)

それぞれが共に成長できる
ハートウォーミングな今後の食事会に期待したいところ♪

あっ、レーズンの入った
『おうちのドライカレー』は
是非とも真似してみたいなっ!(^o^)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2014年9月28日
読了日 : 2014年9月28日
本棚登録日 : 2014年9月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする